UCカードの特徴や評判
UCカードとはみずほフィナンシャルグループに属している企業が発行するカードです。1969年に発行を開始した、日本国内では老舗のクレジットカードといえます。2006年にクレディセゾン株式会社に吸収合併されたのちもカードの名称はそのままです。年会費は税込みで本会員が1375円、家族会員が440円となっています。国際ブランドはVISA・MasterCardのどちらかを選択可能です。最も大きな特徴として、利用金額1千円ごとに1ポイントがたまる永久不滅ポイントといえます。永久不滅ポイントは有効期限が設定されていない為、他のカード会社のポイントと異なり、失効することがありません。
また、通常のカードの他に、提携カードの種類が多く、よく使用する企業と提携しているカードを契約することで、利用しやすいといいます。他のカード会社よりもポイント還元しやすいことから、提携サービスを積極的に利用する人が契約する事は多いです。利用している人の意見は、ポイントが永久に失効しないことを評価する声が多いといえます。なお、ETCを利用する人から、利便性が高いと評価する声も少なくありません。
UCカードのメリット
UCカード最大のメリットは永久不滅ポイントです。期限が設定されていない永久に使えるポイントは、うっかりカードのポイントを使わずに貯めたままでいる人などにメリットが大きいといいます。また、ネットショッピングで同社が運営しているネットショッピングモールを経由して買い物をすると、最大30倍のポイントが還元されるのもメリットの一つです。効率よくポイントを貯めたいと考えている人、ネットショッピングを積極的に行う人にはメリットが大きいといえます。
それ以外のメリットとなるのは、オンラインプロテクションが補償されていることです。インターネット上で不正にカードを使用された場合に発生する損害を、カード会社側が負担してくれるサービスを指します。不正利用が発覚して会社側に連絡した日からさかのぼって、61日前までの不正利用分が対象です。カード会社側で実施する調査で不正利用が確認された場合、損害補償の対象となります。それ以外にもコンサート・演劇・スポーツチケットなどの先行予約や優待特典を受けられるのも魅力の一つです。国内外のパッケージツアーや、海外レンタカー代金の割引特典もついています。
UCカードのデメリット
UCカードはメリットの多いカードではありますが、デメリットもあります。最も大きなデメリットは年会費がかかる事です。年会費無料をカード選びの基準とする人にとっては、利便性の良くないカードと考えられます。また、合併している同会社の発行するセゾンカードの特典は一切受けられない為、両方の特典を一挙両得と考えているのであれば、その考えは捨てたほうがいいでしょう。UCカードはあくまでもUCカードのみの特典しか利用できません。セゾンカードとはサービスの種類や内容が異なる為、注意してください。
海外旅行に行く場合、カード会社のラウンジを利用することが楽しみという人もいます。国内主要空港とハワイにラウンジを持つUCカードでは、他の地域にラウンジがないため、注意が必要です。ハワイに行くことが多い人なら問題ありませんが、それ以外の地域ではラウンジを利用することが不可能となるため、注意して旅行や出張へ出かけることが必要となります。
UCカードの作り方-申込みから発行までの流れ
UCカードを作る方法は2種類存在しています。オンラインで申し込む方法と、郵送で行う方法です。オンラインでの場合、ホームページから申し込みができます。最初の手続き時にメールアドレスを登録すると、登録したアドレスに入会専用ページのURLが送られてくる為、ページに移動して入会手続きが可能です。指定通りに入力すると所定の審査の上、カード発送されます。カードを発送する際に受け取りで本人確認できる書類が必要となるため、免許証・保険証・パスポートなどが必要です。必ず用意しておいてください。
オンラインの方が申し込んでから最短5営業日程度でカードを発送するため、郵送よりも多少早めに到着します。対して郵送での場合ホームページからカード申込書を請求し、申込書到着後、記入して返送することが必要です。返送してから3週間から1か月程度で自宅へカードを送付します。本人確認書類はオンラインと同様である為、必ず用意しておきましょう。
まとめ
UCカードは老舗のカードとして知られており、クレジットカードの代名詞に近いイメージを持つ人もいます。年会費がかかりますがその分不正使用に対する補償は手厚く、安心してカードを使えるのがポイントです。また、通常カードだけでなく、提携カードの種類も豊富である為、利用する時には自分がどんなサービスを求めてカードを作るのか、あらかじめ確認してから作るといいでしょう。
永久不滅ポイントという失効のないポイント制度や、オンラインショッピングモールを経由することで最大30倍のポイントを還元することが可能な点がメリットです。反対に年会費がほかのカードよりも割高であること、同社で発行している別のカードのサービスが受けられないことはデメリットといえます。興味がある場合は、オンラインか郵送で申し込み可能です。オンラインの方が早めに到着するため、急いでいる場合や早目に手元に欲しいならオンラインで申し込んだほうがいいでしょう。