銀行カードローンとは?
カードローンには、消費者金融系や銀行系などの種類がありますが、一般的に銀行カードローンと呼ばれるものは銀行系カードローンを指します。銀行系は、金融機関そのものを指しますが、消費者金融と区別されます。銀行カードローンは、金利が低めに設定されていたり利用限度額が大きいケースが多いのですが、融資額については総量規制の対象外になるので返済能力を有していることを証明できると年収の3分の1を超える限度額も可能にします。
銀行カードローンのメリット
銀行カードローンの最大のメリットは、低金利であることです。銀行は信用力が高いため、他の金融機関と比べて有利な条件で資金を調達できます。そのため、カードローンの金利は消費者金融などと比べて低く設定されています。銀行との取引実績がある場合、さらに金利が優遇されることもあります。別のメリットで、高い借入限度額が挙げられます。安定した収入がある方であれば、数百万円から1,000万円以上の借入が可能な場合もあります。高い借入限度額は、まとまった資金が必要な際に心強い味方となるでしょう。
銀行カードローンのデメリット
銀行カードローンのデメリットで、審査の厳しさが挙げられます。銀行は信用を重視するため申込者の信用情報や収入、職業などを詳細に審査します。そのため審査基準を満たさない場合、借入申込が却下されることがあります。特に自営業者や非正規雇用の方過去に延滞歴がある方などは、審査に通過しにくい傾向にあるのです。銀行によっては、申込から融資実行までに時間がかかる場合があります。審査に時間を要したり、必要書類の提出に時間がかかったりすることがあるためです。急ぎで資金が必要な場合、スピード面でのデメリットを感じる可能性があります。
銀行カードローンを選ぶポイント
銀行カードローンを選ぶ際は、まず金利を比較することが重要です。金利は借入期間や借入額によって異なる場合があるため自分の借入プランに合わせて、実質年率を確認しましょう。手数料も確認が必要です。ATM手数料や口座振替手数料などが発生する場合があるため、手数料負担の有無や金額を比べておくことをおすすめします。次に借入限度額も重要なポイントです。希望する借入額に対応できるかどうかを確認し、将来的な資金ニーズも視野に入れて選びましょう。最後に申込方法や必要書類、審査時間なども確認しておくと良いです。オンラインで完結できるかどうかなど、自分の利便性に合ったサービスを選ぶことが大切です。
地方銀行やネット銀行のカードローンは審査甘い?
地方銀行やネットの銀行カードローンは、大手都市銀行と比べると審査が甘いと言われることがあります。その理由の一つは、地方が地域密着型の経営をしているためです。地域の経済状況や顧客の特性を熟知しているため、大手銀行よりも柔軟に調査を行う傾向にあります。ただし基準が明確に簡単なわけではなく、あくまで相対的な話であることに注意が必要です。しかし、甘さについては一概には言えません。銀行によって基準は異なり、大手銀行と同等の厳しさで行う場合もあります。地方やネット銀行の調査が簡単と決めつけるのは適切ではなく、各銀行の基準を個別に確認することが大切です。
銀行カードローンおすすめ一覧
みずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンは、信頼と安心の提供を特徴とする金融商品です。大手銀行としての信頼性に加え、低金利で利用可能な点が魅力です。金利は年2.0%~14.0%で、他のカードローンと比較しても競争力があります。また融資限度額は最大800万円と高額で、さまざまな資金ニーズに対応可能です。インターネットからの申し込みが可能で、24時間いつでも利用できる利便性も大きな特徴です。さらに、返済方法も多様で、毎月の返済額を自分の都合に合わせて調整することができます。みずほ銀行のATMはもちろん、提携コンビニのATMからも手数料無料で利用できる点も利用者にとって大きなメリットです。
公式サイト:カードローンについて | みずほ銀行
三井住友銀行 カードローン
三井住友銀行は、日本の三大メガバンクの一つSMBCグループ傘下に位置づけされる連結子会社などの特徴を持ちます。母体そのものが巨大な金融機関が提供するカードローンは、10万円~800万円までの融資額です。インターネットで申し込みから契約まで一連の手続きを行うことができるので、忙しいビジネスマンにも最適です。また、銀行のカードローンということからも手金利での融資を可能にしていて三井住友銀行カードローンは年1.5%~14.5%です。
公式サイト:三井住友銀行 カードローン : 三井住友銀行
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック
三菱UFJ銀行カードローン バンクイックの特徴は、申し込みはWeb完結というところにあります。三菱UFJ銀行の口座がなくてもOKです。ATM利用手数料も振込手数料もすべて無料となっているので、利息以外のコストを気にせずに利用できます。金利は年1.8%~14.6%で、借入限度額は10万円~最高500万円です。三菱UFJ銀行のATMのほか、セブン銀行・ローソン銀行・イーネットのATMが利用可能です。それ以外のATMでは利用ができないことには注意が必要ですね。融資までにかかる時間は、最短で翌日に可能です。
公式サイト:カードローン「バンクイック」 | 三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行 マイカード プラス
三菱UFJ銀行の「マイカード プラス」は、使い勝手の良いカードローンで多くの利用者に支持されています。特徴で、ATMでの借入れや返済が全国の提携ATMで手数料無料で利用できる点が挙げられます。借入限度額は30万円~100万円と高額で、幅広い資金ニーズに対応可能です。金利は利用者の信用状況に応じて設定され、年14.6%と低金利での融資が期待できます。インターネットバンキングを通じて24時間いつでも残高確認や借入れができるため、非常に便利です。加えて返済方法も毎月一定額を自動引き落としする方式で、計画的な返済がしやすくなっています。
りそな銀行 りそなプレミアムカードローン
りそなプレミアムカードローンは、365日間申し込みを受け付け続けているため融資を必要としている時にすぐに頼れます。また、りそな銀行のアプリを利用すれば尚一層自分のペースで利用できる上、入力項目が少なくさせられてますます気軽です。利用可能な金額は10万円~800万円なので各々の目的に合わせやすく、金利は限度額をきっかけにして年1.99%~13.5%なので計画的に利用できます。さらに、利用限度額内なら身近にあるコンビニのATMで借り入れが可能なのも頼もしい特徴です。
公式サイト:カードローン|りそな銀行・埼玉りそな銀行
オリックス銀行カードローン
オリックス銀行カードローンは多様なニーズに対応する消費者金融サービスです。このローンの主な特徴は、低金利で最大限度額が高い点にあります。具体的には金利は年利1.7%から14.8%の範囲で、利用限度額は最高800万円までとなっています。申し込みはオンラインで完結し、審査もスピーディであるため、急な資金需要にも柔藻的に対応可能です。また、返済プランも柔軟で、借入後の追加融資にも対応しています。オリックス銀行カードローンは無担保かつ保証人不要で利用できるため、多くの方にとってアクセスしやすい金融オプションと言えるでしょう。
公式サイト:カードローン | オリックス銀行
住信SBIネット銀行 カードローン
住信SBIネット銀行は、店舗を持たないネットバンクです。店舗がないので経費を大幅に削減できるため顧客への還元ができる強みもあります。住信SBIネット銀行が提供するカードローンは、業界の中でも低金利ローンで融資額は10万円~1,000万円といったスペックです。金利は年1.89%~14.79%です。ちなみに、住信SBIネット銀行のカードローンは一定の条件を満たすと基準金利からさらに引き下げが行われるなどの特典もあります。
楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローンは、楽天グループの一員である楽天銀行が提供するカードローンです。最大の特徴は楽天市場でのショッピングや楽天カードの利用実績に応じて、金利が優遇されることです。楽天スーパーポイントが貯まりやすい方ほど、有利な金利でローンを利用できます。専業主婦や学生も申込可能で、WEB完結型の申込みに対応しており、スマートフォンやパソコンから簡単に申込みができます。審査結果は最短で即日に通知され、すぐに借入が可能です。借入限度額は最大800万円と高く、まとまった融資にも対応可能。ATM手数料は楽天銀行ATMなら24時間365日無料で、手数料負担を抑えられるのもポイントです。
公式サイト:カードローン – 楽天銀行
イオン銀行カードローン
イオン銀行カードローンは、低金利で柔軟な返済プランを提供する商品です。最大融資額は800万円と高めで、イオン銀行の口座を持っていなくても利用開始が可能です。申込みから契約までの手続きをオンラインで完結でき、店舗に行く必要がない手軽さが特徴です。イオンの店舗内ATMなら24時間365日手数料無料で利用できるため、急な資金需要にも柔軟に対応します。無担保・保証人不要で、借入れ後の管理も簡単なのが魅力です。
auじぶん銀行カードローン
auじぶん銀行カードローンは、年1.48%~17.5%で利用できる、ネット銀行ならではの安心金利のカードローンです。利用額は10万円からで、最大800万円までの融資を受けることができます。借り換えも可能で便利ですし、最小返済額は月1,000円からと無理なく返せるようになっています。最短即日融資OKのauじぶん銀行カードローンは、提携ATM手数料0円で利用できるのが魅力です。au IDを持っている人が受けられる、最大年0.5%の金利優遇も見逃せないポイントでしょう。
公式サイト:カードローン(じぶんローン) | auじぶん銀行
SBI新生銀行カードローン
SBI新生銀行カードローンは、SBI新生銀行ならではの手厚さで融資時にATMの手数料が回数に関わらず無料であるのに加え、申し込みから借り入れに至るまでネット完結できるのも魅力です。金利面でも利用しやすい環境が整えられており、年4.5%~14.8%に設定されているため負担が無いですし、1万円~500万円まで利用可能なので柔軟性が高いです。独自の魅力が溢れているカードローンは契約した金額内であれば回数に関わらず借り入れと返済ができる上、専用のカードを使用すれば提携するATMで借り入れと返済に際して手数料が生じません。
セブン銀行 ローンサービス(カードローン)
セブン銀行のローンサービス通称「カードローン」は、主にセブン銀行のATMを利用して迅速に借り入れができる点が特徴です。申込から借入れまでの手続きが簡単で、24時間365日いつでもATMからキャッシングが可能です。審査結果も迅速で最短で即日10万円〜300万円の融資が受けられるため、急な資金需要にも対応できます。借入金額や利率も利用者の信用状況に応じて柔軟に設定されており、金利年12.0%~15.0%で利便性と安心感を提供しています。セブン銀行口座を持っていない場合でも利用可能なため、アプリ完結で多くのユーザーに開かれたサービスです。
公式サイト:ローンサービス(カードローン) | セブン銀行
ソニー銀行のカードローン
ソニー銀行のカードローンは、主にオンラインでの利用に特化したローンサービスです。特徴で24時間365日、インターネットを通じて申込から借入れまでの全ての手続きが完結する点があります。10万円~800万円の融資で、金利は年2.5%~13.8%で比較的低めに設定されており、利用者の信用スコアに応じてさらに優遇される場合もあるのです。ソニー銀行の口座を持つことで返済が自動的に引き落とされる仕組みがあり、返済管理が容易です。加えて返済方法も柔軟で一括返済や分割返済が選択可能であり、PC・スマホで完結するため利用者の多様なニーズに応えられる設計となっています。
公式サイト:カードローン|ソニー銀行(ネット銀行)
PayPay銀行 カードローン
PayPay銀行のカードローンは、利便性と柔軟性を兼ね備えたローンサービスです。審査は迅速で、最短で翌日融資が可能です。借入金利は利用者の信用状況に応じて設定され、年1.59%〜18.0%で低金利で利用できることが多いです。PayPay銀行の口座を持っていると返済が自動引き落としで管理できるため、返済忘れの心配が少なくなります。利用限度額も最大1,000万円の融資と高額で、大口資金の借り入れにも対応可能です。加えて返済方法も一括返済や分割返済が選べ、主婦やアルバイトなど利用者の多様なニーズに応える柔軟なサービス設計が特徴です。
まとめ
銀行カードローンは、低金利と高い借入限度額がメリットである一方審査の厳しさや融資実行までの時間がかかることがデメリットで挙げられます。選ぶ際は金利や手数料、借入限度額申込方法などを比較し自分のニーズに合ったサービスを選ぶことが重要です。地方銀行やネットのカードローンは審査が甘いと言われることがありますが、一概にそうとは言えません。各銀行の審査基準を個別に確認することが大切です。信用力の高さから低金利で借入できる一方審査の厳しさなどのデメリットもあります。メリットとデメリットをよく理解し、自分の状況に合った選択をすることが賢明な借入につながるでしょう。