ビューカードの特徴や評判
ビューカードはJR東日本が発行するクレジットカードです。JRE-CARDやビュー・スイカカードなどの種類があります。くわえて大人の休日倶楽部と連携したカードもあります。大人の休日倶楽部とは、JR東日本が提供する50歳以上限定の旅行向け会員サービスです。さらにルミネやビックカメラなど、他社と提携したカードもあります。このカードの特徴はSuicaを自動でチャージする機能が付いていることです。
設定次第で不足分を自動的に追加するから、券売機にお札を入れる手間が省けます。しかもそのたびにポイントが付いて、それをSuicaで使うことが可能です。このカードを高く評価しているのは、JR東日本のサービスを頻繁に利用する人です。JR東日本の沿線に引越したり、仕事で外回りをする機会が増えたりしたのをきっかけに申し込む人が多いようです。問い合わせや手続きなどの対応は良好で、素早いレスポンスを評価する声が多いです。
ビューカードのメリット
ビューカードのメリットは、モバイルSuicaと連携すると利便性が高いことです。駅の改札やコンビニ等の支払いで便利なモバイルSuicaですが、こまめにチャージをしなければならない点が不便です。1回のチャージ限度額が2万円であるため、電車で長距離移動をしたり、大人数の食事代金を支払ったりするのに使っている人は小まめにチャージしなければなりません。
ところがビューカードと連携すると、残高が少なくなったらカードで自動的に補充してくれます。これによって改札を通れなかったり、会計時に残高が足りなかったりするリスクが減ります。しかもオートチャージは無料ですから、モバイルSuicaユーザーにはうれしい機能でしょう。他には定期券や新幹線チケットなどの購入に使用するとポイント還元率が高いことも利点です。千円で15ポイントが貯まりますから、JR東日本の定期券を使っている人や新幹線によく乗る人にはお得なカードといえます。
ビューカードのデメリット
ビューカードはJR東日本のクレジットカードですから、JR東日本を使わない人にとって恩恵の少ないことがデメリットです。モバイルSuicaも使わず、新幹線もめったに使わない人はお得に感じる機会があまりないです。西日本に住んでいる人ならば、頻繁に東京に行かない限りはメリットを感じにくいです。また国際ブランドの選択肢が少ないことが欠点です。ビューカードにはさまざまな種類がありますが、VISAとJCB、マスターカードの3種類しかありません。
種類によってはVISA以外は選べないので、アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブが欲しい人は満足できないでしょう。さらに年会費がかかることも欠点です。昨今は年会費のかからないクレジットカードも珍しくないため、税込524円であっても残念の気持ちをわずかに感じます。初年度は無料となっているものもありますが、デメリットと言わざるをえません。さらなるデメリットを挙げるならば、クレジットカードで経済力をアピールするのには向かないことです。アメリカン・エキスプレスのゴールドやプラチナのような、存在感を期待してはいけません。
ビューカードの作り方-申込みから発行までの流れ
申込みはインターネットと郵送、店頭の3種類から選べます。ここではインターネットによる手続きを説明していきます。まず会員規約や個人情報の取り扱いなどに同意してから本人情報を入力します。それから本人確認書類と口座振替依頼書を郵送で提出します。本人確認書類は運転免許証やパスポート、国民年金手帳などです。書類は、条件を満たした複数の提示が求められます。口座振替を可能な金融機関はビューカード側から指定されるので、その中から選ばなければなりません。
もしも可能な金融機関の口座を持っていないならば、ビューカードの申込みよりも先に口座の開設をする必要があります。上記の申込みと書類提出を行うと審査が行われます。場合によっては自宅や勤め先に問い合わせの電話がいくことがあります。審査の結果、入会が認められればカードが届けられます。手元にカードが届いたら名前や有効期限を確認し、直筆のサインを入れます。審査に通らない場合は発行がされません。
まとめ
ビューカードはJR東日本が発行するクレジットカードでさまざまな種類があります。たとえば大人の休日倶楽部と連携したものやルミネと提携したものも選べます。このカードの特徴はSuicaのオートチャージを無料でできることです。券売機でチャージする手間が省けるから便利で、オートチャージされるたびにポイントが付与されるメリットもあります。しかも貯まったポイントをSuicaで使えるから、手間をかけずに交通費を節約できることになります。
このような特徴からJR東日本をよく利用する機会が増えて申し込む人が多いようです。定期券や新幹線チケットの購入で高いポイントを得られることもメリットですが、JR東日本を使わない人には利点が少ないカードです。また国際ブランドの選択肢が少ない点も残念です。申込みはインターネットと郵送、店頭の3種類があります。本人確認種類は複数の提示が求められ、振替口座は指定された中から選ばなければなりません。