Tカードプラスの特徴や評判
Tカードプラスは、TSUTAYAのレンタル会員証機能が搭載されているクレジットカードです。TSUTAYAのヘビーユーザーにはお得なクレジットカードと評判で、頻繁に利用するなら持っておくと便利です。Tカードプラスには発行会社によって異なるオリコ版とアプラス版、ポケットカード版の3種類があり、基本的な部分は同じですがそれぞれによって違いがあります。たとえばオリコ版とポケットカード版の国際ブランドはJCBですが、アプラス版はMasterCardにも対応しています。
クレジットカードの申し込みで気になる年会費は、現在は無料となっています。かつてはポケットカード版のみ2年目以降有料ですが、2016年5月以降の申込みでは無料になりました。Tカードプラスは、Tポイントも貯められることもクレジットカードの特徴です。普段からTポイントを貯めて使っている人には、おすすめできるクレジットカードと評判になっています。
Tカードプラスのメリット
Tカードプラスのメリットは、TSUTAYAのレンタル更新費用と手続きが不要になることです。Tカードで利用していると1年の有効期限があるため、毎年店頭で更新の手続きをして費用を払わなければいけません。しかしTカードプラスなら更新手続きは必要ないので手間がかからず、費用も節約できるのでお得になります。
TSUTAYAを利用する際のメリットとしては、ポイント付与がいつでも3倍である点も挙げられます。
通常は200円につき1ポイントの付与ですが、Tカードプラスを提示すれば3ポイント付与されるので、効率的に貯められるでしょう。しかも1ヶ月の利用数が多いほど会員ランクが上がり、最上位のゴールドランクになると1ヶ月に5日以上TSUTAYAでクレジットカード払いをしていたら、6倍もポイントが付与されるのは魅力です。他にも加盟店で利用すれば二重に貯まったり、Tモールでも効率的に貯められるなどお得な魅力がいくつもあります。
Tカードプラスのデメリット
Tカードプラスのデメリットは、支払い方法の複雑さです。オリコ版とアプラス版は、初期設定が一括払いに設定されているため特に問題ありません。一括払いはクレジットカードでは一般的な支払い方法なので、申し込みをして手元に届いたらすぐに使い始めても良いでしょう。しかしポケットカード版のTカードプラスは、初期設定がリボ払いになっています。
リボ払いは毎月の支払額を一定にできるメリットがある一方で、そのまま利用しているといつまで経っても残金が減らなくなる可能性があります。毎月手数料を支払う必要があり結果的には損をする支払い方法なので、リボ払いには注意しなければいけません。ポケットカード版のTカードプラスはリボ払いに支払い方法が設定されているので、手元に届いたらすぐに使うのではなく、必ず一括払いなどに変更するようにしましょう。このような面倒な設定変更をする必要があるのは、Tカードプラスのデメリットとなる部分です。
Tカードプラスの作り方-申込みから発行までの流れ
Tカードプラスは、専用のウェブサイトから申し込みが可能です。ホームページから住所や氏名などの必要事項を記入し送信すれば、審査が行われて通過すれば発行されます。申し込みをするときに注意したいのは、発行元の条件です。Tカードプラスは、発行している会社によって申込資格が異なっています。たとえば年齢制限は20歳以上の場合もあれば、高校生を除く18歳以上でもOKな場合があるので、しっかりと確認してから申し込みをしてください。
審査基準も発行元によってバラツキがあると言われているので、気になるなら事前に確かめておくと良いでしょう。最近のクレジットカードでは、最短即日発行も珍しくなくなりました。しかしTカードプラスは申し込みから発行まで1ヶ月前後かかると言われており、ある程度の時間がかかってしまいます。急いでクレジットカードを発行したい人には、Tカードプラスは向いていないクレジットカードと言えるでしょう。
まとめ
Tカードプラスは、日頃から頻繁にTSUTAYAを利用している人にはおすすめです。これまで必要だった店頭でのレンタル会員更新手続きや費用が無料になるのは魅力的なメリットですし、会員証をクレジットカードと統合できるのも、お財布やカード入れがスッキリして地味に嬉しいポイントです。支払い時にTカードプラスを使えばポイントも効率的に貯められるので、TSUTAYAの会員なら持っておきたいクレジットカードでしょう。
逆にTSUTAYAの利用頻度が少なかったりTポイントを貯めていない人には、おすすめできません。複数のカード会社が発行しているため申込方法や違いがわかりにくいなど気になる部分もいくつかあるので、日頃からTSUTAYAを積極的に利用していない人には価値の低いクレジットカードになります。Tカードプラスの申し込みを検討しているときには、メリットが自分にとって魅力的であるか考えてから決めるようにしてください。