消費者金融のメリット
銀行カードローンより消費者金融を選ぶメリットは、審査スピードです。申し込みから最短30分で審査が完了する消費者金融もあるので、即日融資ができる可能性が高くなります。緊急でお金を借りたいときには、頼りになるメリットです。審査に関しては基準が比較的緩いのもメリットで、銀行カードローンを利用できない人でも融資を受けられる可能性があります。非正規社員やフリーランスなど収入はあるけど安定した職業でない人は、消費者金融に申し込むのがおすすめです。
審査以外にもメリットはあり、その一つが便利なサービスです。金利がゼロになる無利息融資や全国のコンビニで借入や返済ができたりと、使いやすくなるサービスが充実しています。特に無利息融資は、上手に活用すれば消費者金融の金利が高いデメリットを解消できるサービスです。審査スピード・基準と便利なサービスを提供しているのは、消費者金融を選ぶことによって享受できるメリットです。
銀行カードローンのメリット
銀行カードローンのメリットは、消費者金融と比べて金利が低いことです。金利を低く設定できるのは、消費者金融より審査基準を厳しくしているからです。審査基準を厳しくして安定した収入がある人にのみ貸し付けをしていれば、返済不能になりお金を回収できなくなるリスクを減らせるので、金利を低く設定し利用者に還元しています。金利が高いと利息が増え負担も大きくなりますから、安全に借りたい人には大きなメリットとなるでしょう。
また限度額が大きいのもメリットで、多くのお金を借り入れることができます。ちょっとしたお金を借りるだけなら強調するほどのメリットではありませんが、多額の借り入れをしたいときには魅力的です。他にも銀行カードローンの契約を結んでおけば、公共料金などの引き落とし時に口座の残高が足りない場合、自動的に融資をしてくれるサービスも用意されています。急に電気や水道が止まることがなくなるので、頼れる便利なサービスです。
消費者金融と銀行カードローンを比較
一時期は銀行カードローンも、消費者金融と同じく即日融資が可能なところもありました。しかし2018年からは審査の流れが変わってしまい、現状の銀行カードローンでは即日融資を受けることはできません。ですから審査スピードで両者を比較した場合、軍配が上がるのは消費者金融になります。逆に消費者金融は審査基準を緩くし多くの人に融資をしている関係上、回収不能になるリスクを減らすため金利を高く設定しています。利息の負担を減らし安全にお金を借りたいことを第一に考えた場合、向いているのは銀行カードローンになるでしょう。
このように同じお金を借りられるサービスでも、両者には大きな違いが存在しています。キャッシングやカードローンを利用するつもりなら、まずはそれぞれの特徴やメリット・デメリットの違いを把握し、時間をかけ入念に比較することが大切です。その上で自分に最適な場所を利用するのが、お金を借りるときの賢い方法です。
お金を借りたい時は自分の希望点を明確に
消費者金融と銀行カードローンの違いを把握したら、自分が希望するポイントを明確にしましょう。譲れないポイントを曖昧にしたまま比較・検討をしても、最適な選び方ができません。例えばどうしても今日中にお金を借りたいという希望があるなら、選ぶべきは審査スピードが速い消費者金融です。午前中に申し込めば即日融資の可能性が高く、午後からでも方法次第では当日中にお金を用意できます。
一方お金を借りることに不安があるなら、金利が低く安全に利用できる銀行カードローンです。消費者金融には無利息ローンがあるものの、期間を過ぎれば銀行より高額な利息を払い続けなければいけません。それに対し銀行カードローンなら、基本的に金利は一定です。1ヶ月以上お金を借りても金利は一定でしかも低いので、長期間の借り入れを想定しているなら向いています。このように両者には向き不向きがあるので、まずは希望点を明確にしメリットとマッチする方を選びましょう。
まとめ
消費者金融や銀行カードローンは、まとまったお金が欲しいときには便利なサービスです。大手の会社や銀行なら法外な利息を請求されることもなく、安全に借り入れをすることができます。しかし申し込み前の選び方で間違えてしまうと、使いづらかったり無駄に利息を支払うことになりかねません。急いでいるときに銀行カードローンに申し込み、間に合わないといった事態が起きる可能性もあります。ですからスムーズにお金を用意するためにも、それぞれの特徴を抑えて選ぶことが大切です。
また便利なサービスといっても、借金であることに変わりありません。返済が遅れれば遅延損害金が発生し、負担はさらに重くのしかかってきます。申し込みをするときには金利のシミュレーションを利用し返済額を把握してから、無理なく返していけるのか確認してから行いましょう。返済の計画を立ててから借りるのは消費者金融や銀行カードローンでも同じなので、賢く利用するようにしてください。