振込融資とは？メリット・デメリットと借入までの流れを解説！

振込融資とはローンカードを使用せずに、指定の銀行口座に振り込みが行われる融資を指して呼びます。電気や水道などの引き落としを銀行口座に指定していてお金が足りない場合などに効果的です。手元に現金が必要なわけでなく、口座に振り込まれるだけで問題ない場合に有効な融資方法になります。引き落としだけでなく、自身の口座から他の口座に振り込みが必要な場合にも重宝できます。もちろん指定口座に振り込まれたお金は、各金融期間の営業時間であればいつでも引き出すことが可能です。

手数料は掛かりますがコンビニのATMも利用できますので、自分の都合に合わせたタイミングで活用できます。現在ではインターネット上で申込みから振り込みまで完結してしまうため、消費者金融の店舗や自動契約機に出向く必要もありません。自宅にいながら、またスマートフォンやタブレットなどの携帯端末を利用すれば、どこにいても振込融資を行うことも可能になっています。

振込融資のメリットとして挙げられるのが、申込み方法がシンプルでどこでも申込み可能だと言うことです。インターネット上の指示に従うだけで誰かと顔を合わせることもなく、自動契約機のように順番を待つことも後ろに並ばれて急かされることもありません。消費者金融独自のアプリが利用できる場合もあり、より簡単で融資のプライバシー性も高いです。

振込融資でも基本的にはローンカードが郵送されますが、家族や同居人にバレたくない場合には郵便局留めで回避できます。特定の消費者金融ではカードを発行しないという選択をとれることもあるため、カードレスにすれば勘ぐられる心配もなくなります。ローンカードを利用した融資とは違って振込先は指定の銀行口座になるため、当然ながら銀行カードや通帳で引き出すことができるため借入を行っていると回りに悟られることはありません。また、カードが手元に届く前に融資してもらえるため、審査後は即日融資も可能です。

メリットでは即日融資も可能とは言いましたが、これは振込融資という特性上、銀行営業時間内に限ります。そのため自動契約機などに比べて受付時間が短く、早いところでは12時30分頃には締め切られてしまう場合があります。厳密には申込みを行うことはできますが、予約という形となり翌営業日に持ち越されてしまうのです。また土日や祝日には振り込みによる融資の手続き自体が行われていません。平日は遅くても14時から15時程度までの受付となるため、日中は仕事で時間が取れない人や、祝日に振り込んでもらいたいと考えている人で即日融資が必要な場合には振込融資ができません。

即日融資が必要であれば、自動契約機を利用することになります。ただし、審査さえ一度通ってしまえば、例外的に指定の銀行口座やジャパンネット銀行などのネットバンクであれば時間帯や土日・祝日を問わずに振り込みが可能な場合があります。融資を希望する消費者金融によっても異なりますので前もって確認しておきましょう。

振込融資はパソコンやスマートフォンを使ってインターネット上から行うのが一番手軽にできます。中には消費者金融独自のアプリが提供されていることもあります。ネット上から申込みを始める場合には、指示に従って仕事の種類や年収、家族構成や住居、そして他社の借入状況などの審査に必要な情報を入力します。入力後には仮審査が行われ、通過できれば本人確認用の免許証や健康保険証などの書類を提出します。

本審査では過去に返済が滞ったり、遅れたりしていないかの信用情報を調べられ、入力情報に間違いがないか在籍確認などが行われて最終的に融資額が決まります。申込時に指定口座の番号を入力していれば、審査後の融資はすぐに振り込まれます。必要な書類などを予め用意していれば、1時間程度で終了するほど早く振り込んでもらうことが可能です。本審査で在籍確認がない場合や必要な書類が多少異なる場合もありますので、各種借入先の消費者金融機関に詳細確認を行ってから申込みを行いましょう。

以前は融資を受けるためにはローンカードを使って、ATMや自動契約機で借入を行う方法が一般的でした。しかし、最近ではネット上から簡単に申込みから融資まで可能なため利用するハードルが下がってきています。振込融資は手軽にネット上で完結できることが最も大きなメリットだと言えます。スマートフォンなどを利用すれば、場所を選ばず融資を申し込むことが可能です。指定口座の引き落としで入用な場合には特に効果的です。店舗での融資や自動契約機で借入を行うことに、何となく気が進まないという人の不安も取り除いています。

また、時間帯によっては即日融資も可能な点も便利です。ただし、自動契約機とは異なり銀行の営業時間が影響してしまうため即日融資を希望する場合には、平日の早い時間帯に申込みを行う必要があります。振込融資のメリットに比べれば些細なデメリットですが、すぐに振り込んで欲しい人は注意が必要です。あえて一番のデメリットを挙げるなら便利すぎて不必要な融資をしてしまう可能性があることかもしれません。必要な額を計画的に利用するように心がけましょう。