広島銀行の教育ローンはどんなローン?
受験や進学では高額な費用がかかることも少なくなく、家計にとっても負担になります。良い教育を受けさせるためにはお金も必要なのです。広島銀行の教育ローンではそのような家庭の負担を減らせるよう、在学中は利息のみの返済でも可能となっています。受験費用や入学金、学費などの幅広い教育関係の資金として利用が可能です。
借りたいときに借りることができる教育カードローンと、一括で借り入れをする教育ローン分割返済型の2種類があります。カードローンタイプでは変動金利となっており、年3.3%か3.8%の2種類があり、分割返済型では2.5%~4%の変動金利のものと、3.45%~4.45%の間で金利が決まる固定金利タイプがあります。金利は金融情勢によって変動し、日銀の政策によっては高くなったりすることもあるので、契約前に今後の制作について調査しておくことも必要でしょう。現在日本は金融緩和が進められており、お金を借りやすい環境が整っていますが、金融引き締めに動くと金利は高くなります。
広島銀行の教育ローンの審査基準や審査時間
申し込みで必要になる書類は、本人確認資料、所得確認資料、使途確認資料などの3点です。本人確認資料には運転免許証、パスポート、健康保険証、マイナンバーカードなどを利用することができます。教育ローンは利用目的が決まっているローンのため、利用目的以外に使うことはできません。教育ローンの場合は入学確認資料や1年以内に支払いする予定の見積書、学生証明書、合格通知書、授業料振込票、請求書などが必要になります。すでに支払い済みの場合はローンの対象外となるので注意が必要ですが、入学年度のみ6か月以内の支払いは対象になります。
申し込みから融資まではおおよそ3週間程度かかります。審査結果が出るのに10日前後、実際の資金が振り込まれるまでに10日前後です。奨学金と違って契約者は保護者になりますので、保護者の収入や現在の借り入れ状況などが審査で判断されます。過去に滞納履歴があると契約が難しくなるので注意が必要です。
広島銀行の教育ローンの申込方法と借入方法
店頭でも申し込みは可能ですが、Webからの場合は書類の添付も簡単にできるので便利です。必要事項を入力し、確認書類はスマートフォンなどから撮影した写真を選択してアップロードします。すべての書類をアップロード完了すると登録受付が完了になります。書類がぼやけていたり反射していて読み取ることができないと、再提出になって時間がかかるので、アップロード前に読めない箇所がないか確認しておくと良いでしょう。
カードローンタイプの場合は限度額が決まっており、ATMからいつでも借り入れと返済が可能です。一括借り入れタイプの場合は契約完了後に、指定した口座に振り込みが行われます。一括借り入れでは追加融資を受けることができないので不便ですが、団体信用生命保険に加入することによって、契約者ががんになったり死亡するなど特定の条件に該当すると、ローン残高が0円になる保障がついています。保険付きプランを利用する場合、通常のローン金利に年0.3%が上乗せになります。
広島銀行の教育ローンの評判
奨学金の場合は契約者が学生本人になることも多く、卒業後の負債になってしまうこともあります。広島銀行の教育ローンは保護者が契約者となるため、社会に出てからの子供に負担を背負わせる心配がありません。窓口での対応も良いという評判もありますが、他の金融機関の教育ローンと比較すると、金利水準はやや高く設定されているため、金利が高いという声もあります。
在学中は利息の支払いだけでも済みますが、契約期間が長くなることで、総支払利息が高くなってしまうのがデメリットです。それでも通常のカードローンなどの使用使途自由の商品と比較すれば、大幅に金利は低いので、無理のない範囲での借り入れであれば負担は少なく済みます。利息の負担を減らしたい場合は、ボーナスで多めに返済をするなどし、なるべく早く元金を減らしていくのが良いでしょう。子供が複数人いて次々と進学する場合は、教育にかかる費用も高額になることがあります。極力金利が低く、かつ病気などで収入が減ったときに支払いが難しくならないよう、リスクも考えて契約すると良いでしょう。
広島銀行の教育ローンに関するまとめ
広島銀行の教育ローンは、好きな時に追加融資を受けることができるカードローンタイプと、最初に必要な資金を丸ごと借りることができる一括借り入れタイプがあります。どちらのタイプで契約するかは状況によって異なりますが、留学をする予定がある場合はカードローンタイプが便利です。広島に住んでいなくても利用可能です。
長期間の借り入れになることも多いので、できるだけ金利が低いほうが負担が少なくて済みます。現在日本は長期間の低金利政策を行っており、今後も緩和が続いていくと考えられているため、変動金利でも固定金利でもそれほど大きな差は出てきません。金融情勢が変わり、今後の金利が上がっていくことが予想されるときは、負担が大きくならないように固定金利のローンを選んだほうが良い場合もあります。元金が大きい間はなるべく多めに返済をすることで、将来的に発生する利息も減らすことができるので、収入の状況を見て随時返済をしていくことも必要です。