ブライダルローンとは
ブライダルローンとは結婚にかかる費用を借入できるローンです。結婚式・披露宴の費用や婚礼用ドレス・衣装の費用、結婚・婚約指輪の費用、新婚旅行の費用、結婚後の入居費用や家具・家電の費用など結婚に関するあらゆる資金として利用することが可能です。銀行・信販会社・信組・信金・ろうきん・JAで取り扱いをしています。また、結婚式場が銀行などと提携してブライダルローンを提供している場合もあります。
結婚式を結婚式場で行う際、支払い方法が前払いであることも少なくありません。その場合は祝儀をもらう前なので、まとまったお金が必要となります。そのような場面でブライダルローンはとても役立ちます。結婚式のための貯金がない場合や、こだわった結婚式を行い方には最適なローンなので、賢く利用しましょう。ただローンというと様々な不安がつきまとうと思います。そんな不安を解決できるように、メリット・デメリットをはじめとしたブライダルローンの解説をしていきます。
ブライダルローンで借入をするメリット
ブライダルローンのメリットは銀行カードローンや消費者金融のキャッシングに比べ金利が低い点があります。金利は5〜7%位の固定金利が多くなっています。銀行カードローンや消費者金融のキャッシングの場合、使い道が自由な点が魅力ですが、やはりブライダルローンに比べると金利が高くなってしまいます。金利が低いということは、返済時の利息を抑えることができるので、とてもローンを利用する際はとても重要となってきます。
その他のメリットしては、結婚式の費用などを前払いできる点があります。結婚式場によっては当日払いや後払い可能な会場もありますが、結婚式は特別なものなので自分の希望の会場で行いたいですよね。自分の希望の会場の支払い方法が前払いのみだった場合は、祝儀で払うことができません。そのような時にブライダルローンを利用しましょう。ブライダルローンは借りる金額や返済期間を自分で設定できることが一般的なので借入後も負担なく利用することができます。
ブライダルローンで借入をするデメリット
ブライダルローンのデメリットとしては、提出する書類がカードローンやキャッシングと比べて多い点があります。本人確認書類や所得証明書類の他に、見積書や請求書など資金使途を確認できる書類が必要となります。また審査にも時間がかかるので、カードローンやキャッシングと比べて融資までの時間も長くなります。とにかくお金を早く借りたい方はカードローンやキャッシングを利用した方が良いでしょう。
その他のデメリットとしては、資金使途が結婚資金に限定されているので使い道が限られるという点があります。銀行などによって資金使途の範囲が違ってきますが、結婚に関係ない費用のためにお金を借りることはできません。また、追加で借入をすることもできないので、後々これのお金も借りたいとなった時にはブライダルローンは向いていません。結婚資金を含めその他のことにお金を使いたい場合には資金使途自由なカードローンやキャッシングの方が良いでしょう。
ブライダルローンの利用に向いている方
ブライダルローンは結婚資金のための貯金がない方や資金が足りない方に、最適なローン商品です。結婚式場の費用や結婚指輪・婚約指輪の費用など結婚はこだわればこだわるほどお金がかかります。明確に使い道がわかっているのであれば、カードローンやキャッシングより低金利なのでブライダルローンを利用した方が返済時の利息を抑えることができるのでおすすめです。ただし低金利な分、審査はカードローンやキャッシングより厳しくなっています。安定した収入で勤続年数も長ければ審査の不安はありませんが、収入が安定しないような場合は審査に通らないこともあります。
申込はインターネットや窓口などで行うことができます。インターネットから申し込みを行う場合は契約までネットで完結することができる場合がほとんどなので、手軽に利用することができます。
まとめ
ブライダルローンは結婚資金として利用できる便利なローン商品です。貯金がない場合やお金が足りない場合は、借入をすることでより良い結婚式を挙げることもできると思います。賢く利用すれば様々なメリットを感じることができると思います。また事前に返済計画をすることで負担を最小限に抑えることもできるので、返済が不安な方は事前に返済シミュレーションなどを利用して返済額を把握しておきましょう。
審査が通らない場合や急ぎでお金を借りたい場合は、使い道が自由なカードローンやキャッシングでお金を借りて結婚資金に充てることも可能です。ただしブライダルローンより金利が高いので返済時に支払う利息が高額になるデメリットはあります。その点からもブライダルローンを利用できる状態であればライダルローンの利用が最適です。銀行や信販会社など各社で金利なども違ってきますので、各社の比較をしてから申し込みをすると良いでしょう。